家庭でできて、研修など不要な簡単で技術の要らない在宅といえば、たとえば、「折鶴作成」があります。
販売用の千羽鶴や、結婚式などのイベントで使う折鶴シャワーなどで需要があります。
私は、色々な在宅(折鶴以外にも封筒の宛名書きやシール貼りなどがある)を斡旋してくれる業者に紹介してもらいました。
折鶴だったら誰でも一度は折ったことのあるものだから、もちろん何の技術も不要。
1羽あたり4円ということで、一体高いのか安いのか、時給に換算するといくらになるのか、さっぱり見当がつきませんでしたが、やってみることにしました。
業者からは大量の折り紙と一応折り方のレシピも送られてきました。
折鶴作成のいい所は、テレビを見ながらボチボチと折れるところでしょうか。
物品検品ほどの集中力・正確性は求められず、記事ライターのようにパソコンに向かうわけでもなく、ただ決まった通りに手を動かすだけで良いのです。
夫とおしゃべりしながらできる点も、私にとってはメリットでした。
成果はというと、無言でひたすらスピード重視で折れば、1時間で45~50羽ほど。
時給にして約200円でした。
さすが在宅という程度の時給です。
私は、毎日4時間ほどを折鶴作成に当てていましたので、1日800円ほどでした。
1ヶ月で約24,000円。
ちょっとしたお小遣い稼ぎにはなったと思います。
裏技としては、これは家族がいる場合ですが、夫や子供にも手伝わせる。
世帯収入として考えれば、家族4人で1日2時間ずつでも折れば、1日1600円。
1週間で約12,000円もの収入になります。
テレビを見ながらでも折れるので、うちでは、よく夜の団欒の時間などに皆でワイワイ折っていました。
ただ、やはりあまりにも単価が安いので、色々と経験した他の在宅に比べたら割の良い在宅とは言えないかなと思います。
折鶴を折るスピードときれいさを得られたのは決してマイナスではなかったですが(実際子供の学校関係の依頼で折鶴をたくさん折る必要があった時に役立ちました)、長くは続かないかなと思いました。